
懇談会案内
掲載日:2021年 1月21日
会員各位
(株)かんでんエンジニアリング
第301回電気材料技術懇談会 例会のご案内
標記につきまして下記の通り開催いたしますので、万障お繰り合わせの上ご出席下さいますようお願い申し上げます。
1.日 時:平成28年1月22日(金)14:00 ~ 17:00
2.場 所:中央電気倶楽部 5階511号室
(大阪市北区堂島浜2-1-25 tel:06 - 6345 - 6351)
3.参加費:無料
4.テーマ:「 計測 / 設備診断技術 / IT技術 / 環境 / 新エネルギー 」
5.ディスカッションリーダー:兵庫県立大学 小野田 光宣 先生
6.講演題目および講演者
(1) パワーモジュール用絶縁シートの高熱伝導化の検討
正木 元基 氏 (三菱電機(株))
[セールスポイント]
パワーモジュール向け高熱伝導絶縁材料に求められる高熱伝導化と高耐電圧化の両立には、窒化ホウ素フィラーの配向制御や、製造方法の工夫がポイントです。これらの高熱伝導化の取り組みについて紹介いたします。
(2) 真空バルブ式負荷時タップ切換装置の開発
針山 健太郎 氏 (愛知電機(株))
[セールスポイント]
真空容器の中に接触子を密封した真空バルブを採用したことにより、通電電流遮断の際の放電で絶縁油が汚損することがなくなり、メンテナンス性が向上した。国内で初めて1抵抗1バルブ方式の製品化を実現した。
(3) ガス遮断器の累積遮断電流計測装置の開発
山本 剛 氏 ((株)かんでんエンジニアリング)
[セールスポイント]
ガス遮断器の内部点検頻度の合理化に寄与する累積遮断電流を計測する装置である。本装置の特徴は,装置一台で変電所内にある複数の遮断器を,「損耗度」で定量的に一括管理できる点にある。
(2) 超電導ケーブルの開発状況
南野 忠彦 氏 (住友電気工業(株))
[セールスポイント]
超電導ケーブルは、大容量の電力をコンパクトな形状で、低損失に送電することができる。これまで、変電所内で、1年以上の実系統運転に成功し、通常運転での安定性を示した。現在、超電導ケーブルが事故に遭遇した場合にどういう状態になるかを研究している。具体的には、地絡事故、短絡事故、外傷事故のある条件を想定し、事故時のふるまいと対処方法について検討しており、その進捗状況について報告する。
株式会社 かんでんエンジニアリング
