
懇談会案内
掲載日:2023年 9月27日
会員各位
ダイヘン
第338回電気材料技術懇談会のご案内〈1月11日ハイブリッド開催〉
標記につきまして下記の通り開催いたしますので、万障お繰り合わせの上ご参加くださいますよう
お願い申し上げます。
1.日 時 :2023年1月11日(水)
(例会) 14:00~17:00
(研究表彰式)17:10~17:30
2.場 所 :中央電気倶楽部 513号会議室
https://www.chuodenki-club.or.jp/about/access/
3.開催方法:会場開催+Web配信(Zoom)
4.参加費 :無料
5.テーマ :「 環境/新エネルギー/新素材 」
6.ディスカッションリーダー:京都大学大学院工学研究科 木本 恒暢先生
7.講演題目および講演者
(1)[一般講演]太陽電池の等価回路パラメータ抽出におけるベイズ推定法の適用
兵庫県立大学 多田 和也(ただ かずや)先生
[概要及びセールスポイント]
太陽電池を、数個の物理的直観に基づくパラメータを用いた等価回路でモデル化することは、損失の要因の理解などに有用と考えられる。本発表では、ベイズ推定法によってこれらのパラメータを確率分布として同定する試みについて紹介する。
(2)[一般講演]熱電変換モジュールを用いた排熱利用の事例、及び同モジュールの電力制御技術
三菱電機株式会社 森岡 孝之(もりおか たかゆき)氏
[概要及びセールスポイント]
熱電素子を用いた高効率な発電システムを実現する際には、熱電素子とそれに付随する熱抵抗との整合性(熱インピーダンスマッチング)及び 熱電素子の内部抵抗と外部負荷との整合性(電気インピーダンスマッチング)の2つがキーとなる。本講演では、当社における熱電素子の応用技術の開発事例とそれに基づく上記のインピーダンスマッチングの考え方について紹介する。
(3)[一般講演]新規成⾧法による超高強度カーボンナノチューブ線材
住友電気工業株式会社 小野木 伯薫(おのき たかまさ)氏
[概要及びセールスポイント]
浮遊触媒法によるカーボンナノチューブ(CNT)の連続合成、およびCNTのクロロスルホン酸浸漬による線材化工程を経て、⾧さ1kmのCNT線を開発した。これによる高強度線、および電線を目指した開発を進めている。
(4)[一般講演]印刷法で作製する二次元/三次元ペロヴスカイト太陽電池
大阪大学 鶉野 弦也(うずらの げんや)氏
[概要及びセールスポイント]
ペロヴスカイト太陽電池の課題である耐久性を解決する手法である、二次元/三次元積層構造のペロヴスカイト太陽電池を印刷法により実現した。積層構造の太陽電池素子は通常の素子と比較して高い耐久性を示した。
